折りとは
製本加工の工程で、印刷の後に行う工程です。印刷された一枚の大きな紙を、決まった折り方で折ります。 折りたたんだ状態の印刷物を折丁と呼びます。折りには、大きく分けて4ページ・8ページ・12ページ・16ページ・32ページ折りがあります。紙の厚さや、本の仕様、縦本・横本などによっても折りは変わります。
二つ折り
二つ折りとは、1度だけ2つに折る方法です。多くの場合、中央を直角に折ります。二つ折りは、折った後に4ページのパンフレットになることから、4ページ折りとも呼ばれることもあります。
三つ折り
三つ折りにもいくつか種類があります。
巻き三つ折り
三つに折り目を入れた部分の1つを内側に入れる折り方です。内側に入れる面のサイズは、三等分よりも何㎜か小さく作ります。
外三つ折り
三つに折り目を入れた部分をZ字折る方法です。Z字型に折ることから「Z折り」と呼ぶ場合もあります。
観音折り
印刷物をおよそ4等分にして、外側の2面を中央に向けて折り込み、中央で1回折る折りです。開く際に、観音開きのように開くことができます。
四つ折り
直角四つ折り
直角四つ折りとは、二つ折りの後、さらに垂直に二つ折りする折り方です。DMやリーフレット、パンフレットなどで用いられる折りです。
巻き四つ折り
巻き四つ折りとは、二つ折りの後に、一度目の二つ折りと同じ方向に二つ折りする折り方です。